サイトマップお問い合せ
TPプレガード
クイックベース(木造住宅基礎)
FX側溝
防草ブロック
W2R工法
ベンチフリューム
ドリームブロック(3A協会)
プレガード(PG基礎)
PSB-25
SBU
排水ドレンシリーズ
横断用道路側溝ベースプレート
えこまる
あいくる
情報BOX用ハンドボール
MUウォール
バランス工法擁壁
Cラインブロック &MC縁石桝
マルチフォームM側溝
スチール透水蓋®工法
レベロック
SRフェンス
ツメール

小規模落石の防護柵

SRフェンス
(開発元:有限会社 創友)
Small Rockfall protection Fence (PCa Foundation type)

道路沿いに「置く」だけで落石防護

SRフェンスとは

道路沿いに簡単に設置できる落石防護柵 用地買収が不用

山間地の道路では、落石や土砂の流出が確認されると、その度に道路維持工事等によって除去されています。落石等の大半は、30cm角未満の小規模なもので、運動エネルギーに換算すると5kJ程度以下になります。

SRフェンスは、このような落石等に対応する防護柵です。道路斜面の法尻に、二次製品のコンクリートブロックを並べて、その連結部に差し込んだ支柱にワイヤロープとネットを設置する構造で、運動エネルギー6kJレベル以下の落石を受け止めることが可能です。

開発の背景

近年、山間地の道路斜面は風化が著しく、降雨や強風、あるいは動物の移動等に起因する小規模落石や土砂の流出といった災害が多くなってきています。人材不足に伴う道路維持管理の充実等が課題となるなか、通行車両の安全性、通行規制等の影響を考えると、このような落石等に簡単に対応できる対策工が求められています。

現在は、小規模な落石や崩壊が発生した場合、大型土のう、プラスチック製の車両用防護柵等が経験的イメージで設置されています。

また、小規模な落石等を抑えるためには、覆式ロックネットやストンガード等の標準的な工法が施工されています。これらの工法は用地買収等が伴うため、施工が完了するまでに長い時間を要するうえ、施工中の通行規制が長時間になるなどの課題もあります。

SRフェンスは、このような課題を少しでも解決するために開発したもので、道路沿いに置くだけで防護機能を発揮できる落石対策工です。

小規模な落石・崩壊の状況、大型土のう対処事例やプラスチック防護柵対処事例

性能検証

性能検証の実験は、工場内の天井クレーンを利用して振り子方式で行いました。高さ5mの位置から、質量42kgのコンクリート多面体の重錘をSRフェンスに計3回繰り返し衝突させて挙動を観測しました。その結果、柱や阻止面の変形などにより6.2kJのエネルギー吸収性能があることを確認しております。

重錘衝突前、重錘衝突後の最大変形、振り子式実験装置の様子

工法の特徴

施工性

  • 現地測量や用地測量が必要ないため危険箇所へすぐに設置できます。
  • 製品を設置するだけなので1日から数日で施工が完了します。
  • 特殊な施工技術は不用な部材構造としているため簡単に施工できます。
  • 阻止面のネットは軽量剛性繊維網なので1人でも容易に持ち運びできます。

安全性

  • 可能吸収エネルギー6.2kJを実証実験で検証しています。
  • 高所作業や伐採等の作業がないので施工時の安全性が向上します。

経済性

  • 委託費や用地費が不要なため経済性に優れます。
  • 通行規制の時間が短いため、施工時のガードマンの費用、通行車両の待ち時間等の社会的コストを減少することができます。
適用条件

運動エネルギー6.2kJ以下の落石を受け止めることができます

落石エネルギーの目安グラフ

適用基準
道路土工 切土工・斜面安定工指針 日本道路協会 平成21年6月
落石対策便覧 日本道路協会 平成29年12月
道路土工 仮設構造物工方針 日本道路協会 平成11年3月
道路橋示方書・同解説 II鋼橋・鋼部材編 日本道路協会 平成29年11月
道路橋示方書・同解説 IV下部構造編 日本道路協会 平成29年11月
標準構造

図面

使用材料
名称 細別・仕様 規格・基準値
基礎擁壁 コンクリート 設計基準強度 σck=35N/mm2
設計曲げ圧縮応力度 σca=12.5N/mm2
許容せん断応力度 τa=0.52N/mm2
鉄筋 許容引張応力度 σsa=180N/mm2
許容せん断応力度 τsa=80N/mm2
防護柵 支柱 φ48.6×3.5t -2255 JIS G 3444(STK490)
JIS H 8641(HDZ35)
トップバー φ48.6×2.4t -2380 JIS G 3444(STK400)
JIS H 8641(HDZ35)
トップジョイント(端末) φ60.5×4t -65 JIS G 3444(STK400)
JIS G 3101(SS400)
JIS H 8641(HDZ35)
トップジョイント(中間) φ60.5×4t -65 JIS G 3444(STK400)
JIS G 3101(SS400)
JIS H 8641(HDZ35)
横ロープA 6×24 G/O φ10 L4350
(両端アイ加工)
JIS G 3525
横ロープB 6×24 G/O φ10 L1850
(両端アイ加工)
JIS G 3525
横ロープL 6×24 G/O φ10 L300
(ループ加工)
JIS G 3525
斜ロープ 6×24 G/O φ10 L1700
(両端アイ加工)
JIS G 3525
PS ターンバックル W1/2” J&J JIS G 3101(SS400)
ネット NE-GM-25
W1500×L2500
結節強度:950N/本
引張強度:21kN/m
ネットジョイント(大) φ3.2×70×300 JIS G 3506
硬鋼線材
ネットジョイント(小) φ3.2×50×300 JIS G 3506
硬鋼線材
シャックル SC10 JIS G 3101(SS490)
JIS H 8641(HDZ35)
アイボルト M16 JIS B 1168(SS400)
JIS H 8641(HDZ35)

※材料の仕様および内容は、品質や性能の向上のため変更する場合があります。

設置歩掛

基礎擁壁設置工(100m当たり)

名称 単位 数量 摘要
世話役 1.0
特殊作業員 1.0
普通作業員 2.0
諸経費 1.0
トラッククレーン賃料 1.0 4.9t吊り
諸経費 4

防護柵設置工(100m当たり)

名称 単位 数量 摘要
世話役 4.0
普通作業員 8.0
諸経費 5
施工手順
  1. 設置箇所を清掃して設置位置にマーキング等をします。
  2. 基礎擁壁を荷下ろし場所に置くか、トラッククレーンを横付けします。
  3. 基礎擁壁をクレーンで吊上げ、製品を水平にして、マーキング(水糸等)された位置に合わせて設置します。
  4. 基礎擁壁を連結するために、端部のループ鉄筋に支柱を差し込みます。
  5. 支柱に横ロープのアイ部を通した後、トップジョイントをボルト固定してトップバーを設置します。
  6. ターンバックルを締め付けて、斜ロープを張設します。
  7. 3本の横ロープを所定の位置に移動させ、ターンバックルを締め付けて張設します。
  8. ネットを張るために番線等で横ロープに仮留めした後、所定の位置にネットジョイントで縫合します。

基礎擁壁に防護柵をセットした状況

カタログPDFデータダウンロード